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妄想性人格障害とは

妄想性人格障害とは、常に疑いを抱いていて、他人を信用しなかったり、極端な被害妄想から周囲の人に恨みを抱くといった障害です。

妄想性人格障害は、はっきりした根拠がないにもかかわらず、他人が自分を嫌っていると思い込んだり、自分に危害を与えようとしていると思い込んだりするのが妄想性人格障害の特徴です。

妄想性人格障害の人は、本人は自分が病気であるという自覚を持ちません。また、家族もかたよった性格だとは思っていても、病気だとは考えないことがほとんどなのです。そのため、社会的なトラブルを引き起こしてから受診するケースが多くなります。

妄想性人格障害の症状
妄想性人格障害の症例としては、自分が被害をこうむっているという妄想を抱いてしまうことです。そのため、特定の人に対して恨みを抱いたりします。
 
妄想の内容はいろいろあります。

・自分を利用しようとしている
・自分を軽蔑している、自分の悪口を言っている
・自分を出し抜こうとしている

など、考えれば考えるほどいくらでも妄想が膨らんでいき、限界がありません。

そのため、妄想性人格障害の人は、普通ならなんでもないようなことでも、気になってしまいます。他人に何かを断れれば、「やっぱり嫌われているのだ」と思い込んでしまい、親切にされても「何か裏があるに違いない」と考えてしまいます。

妄想性人格障害の人は、自分の噂話にも敏感ですから、そんな話を耳にすると、自分が攻撃されていると思い込み、怒りをあらわにします。そして、侮辱されたり、傷つけられたりするようなことがあると、決して忘れず、恨みを持ち続けるのです。当然、妄想性人格障害の人は、対人関係はうまくいきません。周囲の人にしてみると、とても僻みっぽく、猜疑心の強いひとのように思えてしまうのです。


妄想性人格障害の治療
妄想性人格障害の治療には、カウンセリングによって、本人の考えていることが妄想であることに気づかせ、なぜそのような妄想が生まれたのかを探っていきます。

また、妄想性人格障害の治療には薬物療法もあります。薬は抗精神病薬が使われます。 このような治療でだんだんと回復することもありますが、長い時間をかけて治療が必要な場合がほとんどです。

妄想性人格障害の治療に時間をかけてもなかなか治療効果が現れず、この病気と一生付き合っていかなくてはならないケースもあります。


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