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離人・現実感喪失症候群とは
| 離人・現実感喪失症候群とは、周囲のものすべてが遠く感じられ、感情さえもわいてこなくなる症状です。 私たちは、現実の世界に存在しているけれど、まれに、「自分は現実の世界に存在していないのではないか」といった意識を持つ人がいます。 このような症状が現れてくるのが離人・現実感喪失症候群です。 離人・現実感喪失症候群をもった人は、現実世界のあらゆるものや出来事が、自分とは一歩はなれたところに存在するもののように感じます。手ごたえもなく実感もありません。 たとえば、目の前のテーブルにみかんがあったとします。でもそのみかんが実際に手にとって食べられるようなもののようには感じられません。 現実感がなく、自分から離れたところにあるようなもののように感じられてしまうのです。 このように、現実感が失われることによって、気分が落ち込み、何かをする意欲もなくなってきます。さらに自分の土台がなくなってしまったような強い不安感に襲われ、自信の喪失にもつながります。 離人・現実感喪失症候群の本人はとてもつらいのですが、表面的には普通の日常生活を送ることができます。 そのため、周囲の人が気づくことはありません会話も普通にできます。 しかし、話していても、本人は夢の中で話しているような感覚なのです。 |