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多重人格(解離性同一障害)とは

多重人格とは、一人の人物の中に二人以上の人格が存在していて、ときどき本人以外の人格が現れてくる病気のことをいいます。 現在では、解離性同一障害ともいわれています。

多重人格(解離性同一障害)はアメリカでは以前からたくさん報告されてきたものの、1990年ごろまでは、日本ではほとんど見られない病気でした。 しかし、現在では日本でも増えてきており、特別な病気ではなくなってきています。 これは社会の価値観が変わってきたことで、日本の社会も欧米型の競争社会になってきたためです。 

本来は、一人の人物の記憶や、感情や、思考といった精神活動はひとつにまとまっていますが、それがばらばらになった状態を「解離」といいます。 解離が起こることで、精神活動がばらばらになり、別の人格が現れてくると考えられるわけです。多重人格(解離性同一障害)は、子供時代のトラウマが原因と言われています。


多重人格(解離性同一障害)の症状
多重人格(解離性同一障害)は、いわば自分の中に普段の自分と違う自分が何人もいることを言います。 何人の人格が存在するかは人によってさまざまです。 中には、7,8人ということもあります。よく見られるのは3人くらいのようです。 そのなかに、本人と異なる性別の人格が一人はいることが多いです。コドモが含まれていることもあります。
 
ある人格が現れると、声やしゃべり方がガラリと変わってしまいますし、顔つきや態度まで変わります。 普段はおとなしい人が、凶暴な人物になることもあります。子供の人格が現れているときには、話す内容もまるっきり子供で、絵を描かせると、子供が書くような絵になってしまいます。
 
多重人格(解離性同一障害)の本人は、自分の中にどんな人格が存在しているかわかっています。 他の人格が現れたあとで、誰になっていたのかを覚えている人もいます。 しかし、別の人格になってしますと、そのときにどんなことをしたのかは覚えていません。 これが本当に多重人格か、演技をしているだけかを見分けるポイントになります。

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